2010年6月20日日曜日

第一期 最終日。

2010年6月14日。

最終日。

午前中足場を解体して、工事完了。


施工前。


まだまだ虫の息だが少し息を吹き返したか?今回は大きな傷口にでっかい絆創膏を貼ったというような工事。
それでも少しは喜んでもらえたか?

とりあえず

第一期

完。

…つづく


おかげさまでとりあえず完了しました。
親方には大変おせわになりました。金が無いから材料が無いし手間がかけられない、でもみっともないことはできないというプライドもおありで、相当疲れたことでしょう。手元が素人の俺、しかも施主でもある。それに設計図も無い工事で、よくこんな形作りをしてくれたと思います。本当に感謝です。
この部分だけはどう見ても立派な屋根です。

初体験の屋根工事。いろんなことを学べ、以前より屋根を見る目も出来ました。

ありがとうございました。

14日目。

2010年6月13日。

この日は仕上げ。

垂木を交換して、野地板を張りました。
再利用できないものもあったので新しい板も使いました。

その上に防水シートを張ります。

タッカーでとめてます。
サラリーマン時代の屋上緑化の仕事で関係のあった田島ブランド。
やはり防水シートは田島さんのものでした。すごい。

長尺のトタンを横に張り、釘で止めます。

トタンの右上の端をカットし、長い部分を折り立ち上げて横に繋ぐトタンとかみ合わせて、繋ぎ合わせます。

完了。下から。
上から。


残すは足場解体のみ。終わった。

13日目。

2010年6月12日。

下屋も雨が漏っていたので改修します。

垂木が折れ、トタンが浮いてしまったので古いトタンを剥がします。


昔のトタンはトタンとトタンを繋ぐ箇所のアングルのようなものもトタンで出来ていて、職人さんが手作りしていたようだ。

野地板は使えるものは再利用するので丁寧に剥がしました。


今日はここまで。
ブルーシートをかけて終了。

12日目。

2010年6月11日。





こっちの角のトタン張り。
余りのトタンを張り合わせていく。貧乏な俺んちっぽくていいね。

それからこっち面のトタン張り。


終了。

あとは釘を全部打ち付けて、足場の丸太をはずし、丸太をつるしてあった釘の箇所の釘の穴がでかくなってしまったのでシールで埋めてここは完了。残すは下屋です。

11日目。

2010年6月10日。


軒下のトタン張り。



それからこっち面の貫板張り。


それからこっち面のトタン張り。


終了。見えてきたぞ。

10日目。

2010年6月9日。

親方が別件で休み。
なので、材料が足りなくなることがわかったので仕入れに出かけた。

10尺のトタン、25枚追加。

9日目。

2010年6月8日。



軒下にトタンを張るための下地作り。


こんな感じ。
軒下に張るつもりはなかったけど、親方が職人の仕事としてみっともないらしく嫌がったので張ることにした。張れば風が入らず屋根が飛ぶ心配が軽減され、また虫や鳥が入らない。

上端のトタンを差し込むところを刈り揃えた。


茅葺きのままのところとの境。


こっち面から貫板を横にながした。約450(一尺五寸(しゃくご))ピッチで。

ブルーシートをかけ終了。

8日目。

2010年6月7日。

垂木の続き。
上の段。
手間を省くために下の段の横に並べる。


高くなってしまうところは下地を削って調整した。


それから軒場に束を取り付けた。


今日もいい景色。


終了。


屋根の形が見えてきたぞ。

7日目。

2010年6月6日。

いよいよ垂木を縦にながす。


交点は釘を二本打つ。


いい眺めだ。

右に写るぐし。それにトタン屋根がかかっていて、水の滴る箇所が決まっているようで、その水滴が落ちる箇所の茅が傷みが激しい。

この日の作業終了。

6日目。

2010年6月5日。

茅が落ち、構造材の一部も腐り、穴が開いてしまっているところはしっかりとした構造材から束をとり下地を支える。束との交点は釘打ちの上から番線で結束する。

それから角を出した。
丸太と垂木を重ね調整。

反対側の角を出す。
上のほうは茅がなくなり角が無い。全面の方まで穴が開いているため細工がしづらい。

とりあえずこんな感じで終了。

5日目。

2010年6月4日。

この日も屋根の高さ調整。
横地を伸ばし角も出す。
屋根の状態が酷すぎて悩みながらの作業。
親方もどうやっていいのやらわからずイライラ。また金が無いために廃材の利用が多い。整った材を使えず四苦八苦。今のトコそのために見た目も悪く、その辺も嫌みたい。それに進んでんだかどうだかわからない。
でも本当はちょっとづつ進んでいる。そう思えるかどうか。



家の中も撮影した。




梁の上に足場板が乗っかっている。その上で針を取り番線を丸太にまわす作業を行う。

4日目。

2010年6月3日。

今日は親方が用事がありお休み。

で、抜いたり刈ったりしてでた茅を片付け。


こんなにたまってしまいます。


このようにシートに乗っけて運び出します。
下の畑を肥やし場とすることにして、そこへ運びました。

足場の上、家の壁と現場をきれいに掃除してたら、結局ほぼ丸一日かかりました。

3日目。

2010年6月2日。

今日は昨日とは違う面の下地作り。

茅がたくさん落ちてしまっているところを茅が残っているところに合うように高さを出すために、角材を積み上げます。

まず横にながし、中の構造材と結束し、その上に縦にながして交点を番線で結束しました。

そしてその上に横に垂木をながします。 横にながした垂木の上にさらに横に垂木をながし茅が残っている箇所の足場としている垂木とつなげます。

この日はここまで。

2日目。

2010年6月1日。

今日下地&足場作り。

足場がそのまま下地になる。

まずは成形。屋根のだいたいの形をイメージして作る。
茅の厚いところは刈ったり、抜いたりします。

足場となる丸太を中の構造材の丸太と16番線で結束します。





鉄の棒で出来た針に番線を通し、中で取り丸太にまわして番線を返す。


屋根の様子。 茅が腐食して肥沃な土壌となり植物が育ってます。
サラリーマン時代に屋上緑化工事をしていた頃を思い出します。

どんぐりが落ちて芽が出てきてる。コナラです。

今日の作業終了時。
こんな感じです。