2010年11月23日火曜日

11月7日と14日。

屋根にシートを張った。

茅がボロボロで雪が降って凍って融けるときに茅が抜けてこれ以上極端に酷くならないように。来春に部分補修をしたいので、部分的で済むように。

道に軽トラを停めてそこを支点にロープ1本にプルージックというスタイルで。
画像を撮る余裕なし。
とにかく大変だった。
完了。


坪井が助っ人に来てくれた。
ロープワークについていろいろ知っててアドバイスをくれて助かった。
実はこれを一人でやろうと思っていた。厳しかっただろうな。二人いてよかった。

11月8日。

この日は授業で茅刈りをした。

昔の村の生活を授業でやるのはいいことだと思ってはいたが、自分の家の分となると授業でやろうか迷ってしまう。誰かの家の分なら気にせずやるんだが。ところが、6日に手伝ってくれた田辺先生から「是非学生にも体験させてやってくれ」という心強い言葉を頂き1時間半ほど使わせてもらった。
6日に一緒に手伝ってくれた坪井もいるので他の学生に教えてやってもらった。

11月6日。

茅刈り。
助っ人が来てくれた。

茅刈り経験のある田辺先生。

と、学生の坪井。

4日に一人で刈った場所をとりあえず。
ここで約50束

午後は場所を変えてここでも約50束。

茅刈りは手作業。機械で試みたが集めて揃えて束ねるとなると手作業の方がやりやすい。
場所も大事。でかくて、雑草が生えていない場所。そういうところは捗る。
だから昔は茅場っつうのがあってちゃんと管理したんだろう。いいとこが無いと全然進まん。

11月4日。

この日は授業の日のはずだったが急遽キャンセル。
晴れたので茅を刈ることに。


茅とは屋根材。
主にススキを使う地域が多いようだ。ここもそう。

村の方に昔を思い出してもらって刈り方や束ね方を教わった。

刈ったら立てかける。

この日は午前中にして、15束くらい刈れた。

午後からはペンキ塗り。
やっと終わった。



10月29日~11月1日。

この日は大工さんに来てもらって、敷居の水平を出すために柱の嵩上げ工事を行った。

戸がきちんと閉まりません。

柱が落ちてる。


ここも下がってる。

とりあえずジャッキアップ。

根元でどこまで腐朽しているか探る。

ゆっくり上げる。

柱が板で覆われている。
剥すことに。

剥した。

ボロボロ。スカスカ。

全部剥いだ。

覆うと呼吸できなくて腐朽が進むらしい。

シロアリもいた。

ヤバイ。

入れ替えることになってしまった。



切り落とした柱。

新しい柱。搬入。
今まではケヤキではなかったっぽい。今度はケヤキ。

継ぎ手。


金輪継ぎという。


完了。かっけえ。

こちらも上げた。



座敷も土台が腐っているので交換。

木を生えている状態のときのように見て表面は物に触れ続けると腐りやすい。

木口が触れるようにする。

完了。









2010年10月20日水曜日

10月16日,17日。

晴れた。
下地の錆止めを塗ったときにやり忘れた、軒先のコケ取りをした。

作業前。



それから、草屋根の軒下雑巾掛けも。

作業前。


トタンは金属。ツルツル。のはず。

なぜ、コケが生える?

それは錆びてザラつけば、菌類がその極々小さな小さな突起に引っかかりコケが生えてくる。
それをほっとけば、やがてコケの遺体が積もり土壌になり、草本が生えてくるのだろう。そしてやがては森林に。

あぁ~こうやって遷移していくんだなぁ。

観察してると想像できる。これも体験学習です。

そうなるのもいいんだが、今は「やえむさ」に息を吹き込んでいるところ。人為的に遷移を止めます。


作業後。




次の日も晴れた。
今日はペンキを塗るぞ。

作業前。


これを塗ります。
トタン屋根のペンキにはフッ素コート、シリコンコート、ウレタンコート、と上級品、中級品、下級品の塗料があるのだが、中級品のシリコンを使ってみる。


作業後。


凸凹があるのでそこから刷毛で塗って、せめてそこまででもと思っていたが、結局終わんなかった。
草屋根の軒下は這いつくばって塗らなきゃならんのでなかなかペースが上がらんかった。残念。

また今度晴れたらだな。
最近は日が短くなったし、朝も屋根が乾くのが遅いからあと2日はかかるかな。

2010年10月13日水曜日

10月9日、11日。

9日。
親父と伯父が来た。
稲刈りの予定だが雨降りの予報だし、雨の降っていないときに外を少し片付けることに。
作業前。


たくさんの廃材やら、木の枝やらが発生材として出た。工事をするってゴミもたくさん出るもんだね。これらをゴミにしないためにも、バイオマスエネルギーを利用した生活に少しづつ変えていこう。

まず廃材で木箱を作り、そこに入る大きさに木を切って箱に入れて片付けます。


この日は途中から雨が降り中断。


11日。
夜中に雨が降り外の木はびしょびしょ。
だから屋内作業の天井剥がしをすることに。

作業前。


この部屋の天井から剥がします。

土壁も邪魔なところは切り落とす。


小舞の材はこの辺は葦を使っている。


作業後。


太い梁が出てきたよ。いいねぇ。

次はこの部屋。
作業前。



天井裏から梁から天井をつってる束を切る。



下から天井を支えている押さえ縁と垂木を切り離す。


共に長い釘をたくさん使っているため簡単には抜けず、とりあえず鋸で切った。


ロープを掛けて引っ張る。

ドーン。


発生材を片し終了。



かっけぇ。

外はせっかく片付けたのにまた発生材がたまってしまった。

2010年10月9日土曜日

10月6日~7日。

晴れた。いい天気。
時間が出来たので下屋の屋根を塗ることにした。
作業前


いつものように金ブラシのサンダで錆を落とす。
サンダ終了。


まず、下地に錆止めを塗る。
凹凸のある細かいところははけで塗る。
刷毛終了。

この作業が結構手間。右利きなので右の前腕部が疲れる。うすめ液で薄めて使うのだがシンナーなので頭も痛い。
ここままでで1日目終了。


2日目。
平らなところをローラーで塗る。
作業後。



この次にペンキを上塗りする。
晴れているうちにやっちゃいたい。
60分後に塗り始められると思っていたのだが、勘違い。16時間後だった。他の塗料の説明書とごっちゃになってた。

残念。

今日はここまで。

明日に持ち越し。と考えていたが天気が良くない。いつになることやら。